物流への取り組み

省エネ法の「特定荷主」として策定したエネルギー使用の合理化計画に基づき改善活動を推進しています。商品などの物流に関わるエネルギー使用状況を適切に管理するとともに、物流業者と連携し物流効率の見直しを行うなど、多角的な視点でアイデアを創出し、物流の効率化を通じたエネルギー使用量削減に取り組んでいます。

物流改善

  • 総合物流センター
    総合物流センター外観

当社グループの商品は、日本を中心とした工場で生産され、アジア・欧米をはじめとする国々や日本各地へ販売されています。

当社の総合物流センターでは、主に、国内の物流ルート、物流量・CO2排出量を把握するとともに、商品のセット配送、逆流の削減などをはじめとした改善や作業効率の向上を図り、輸送効率の向上(環境負荷の低減)・コスト削減に努めています。

2014年には、製造拠点が集中する愛知県内の物流センターを2ヶ所へ集約。それ以降、計画的に全国に点在している拠点倉庫の統廃合を行い、これまで重複していた在庫保有、不要不急の生産や横持ち輸送を削減しました。

※横持ち輸送:主に自社工場と倉庫間など、本来の届け先(お客様)以外への荷物の移動業務

物流量・CO2排出量の推移

年度 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015
物流量(万トンキロ) 6,519 6,483 6,333 6,687 6,587 6,836 6,763 6,429
CO2排出量(t-CO2) 10,013 9,901 9,837 10,238 10,440 10,967 10,756 10,545

取り組み一覧

ダンボール形状の変更による積載効率の向上

  • ・グループ間の荷物積み合わせの拡大
  • ・商品配送ルートの見直し・適正化
  • ・巡回便の有効活用
  • ・モーダルシフトの活用
  • ・1パレットあたりの段積み数の増加
  • ・環境に配慮した運転の推奨
  •  

(※)モーダルシフト:トラック輸送による貨物輸送から、大量輸送機関である鉄道、又は海運へ転換すること

【事例】混載便の活用による輸送時の燃料使用量削減
アール・ビー・コントロールズ(株) 総合物流センター
アール・ビー・コントロールズ
総合物流センター

商品物流において、当社の製造関連会社であるアール・ビー・コントロールズと能登テックとの輸送荷物を混載便に変更し、石川県から愛知県までの往復便を1便削減しました。その結果、年間62tものCO2排出量削減につながりました。

物流パートナーとのコミュニケーション

年に1度「物流方針説明会」を開催し、当社と物流部門の方針・目標・重点の理解促進を図っています。また、四半期ごとに商品輸送・保管にかかわる環境負荷低減と品質向上を目的とした「パートナーシップ会議」を開催しています。さらに、定期的に現場を巡回し、課題の共有や改善の支援も行っています。

【事例】物流品質向上への取り組み
商品ラベル

・QRコードによる個品管理、検品システムの導入
商品全てに個品を識別する「QRコード」を貼付し、入庫や出庫時など、物流センター内のあらゆる工程で活用しています。QRコードを読み取ることで、間違いの防止と個品ごとのトレーサビリティーを実現させ物流品質を大幅に向上させました。また、無線端末と組み合わせてリアルタイムな作業指示と実績収集を行うことで、作業の効率化に貢献しています。

・誤発送撲滅への取り組み
物流パートナーからの要望に合わせ、送り状(発送明細書)、出荷ラベル(荷札)を、カタカナ表記から漢字表記に変更して視認性の向上、判読間違いによる誤配送撲滅に努めています。

安全・エコドライブへの取り組み

  • 社有車(中部支社)
    社有車(中部支社)

営業拠点を皮切りに、車両運行状況を数値化して一括管理することができるシステムを導入し、従業員へのより効果的な安全・エコドライブの啓発を推進しています。これは、運転時の速度超過や急発進・急減速発生時に、管理者へメールが自動送信される仕組みで、導入前に比べ年間約5%の平均燃費の向上につながっています。また、燃費の改善と公道における交通事故や違反減に寄与しています。今後、これらの取り組みを全社へ展開していきます。

講習会の開催

営業や管理部門の従業員を対象に、外部講師による自動車事故防止と地球温暖化防止を目的とした「安全・エコドライブ運転講習会」を定期的に開催しています。内容は「交通安全についての基本」「エコドライブの実践方法」の指導や説明などで32名の参加がありました。

  • 安全・エコドライブ講習の様子(本社)
  • アイドリングストップの看板表示(中国支店)