高効率給湯器「エコジョーズ」にみるリンナイの環境活動 魅力ある商品で地球環境に貢献!

持続的な社会・地球のために、「環境基本理念」に基づき、全ての事業活動で環境に配慮した取り組みを推進しています。今回は「高効率給湯器エコジョーズ」を例に、リンナイの本業における環境負荷低減での特徴的な取り組みを紹介します。

個々の部品をシンプルに
極限まで追求して業界最軽量※1の給湯器をつくりこむ

エコジョーズ内部写真

環境性能に優れたエコジョーズの普及のためには、お客様をはじめ、販売・設置業者の方々にも支持される商材であることが必要です。「燃焼」「熱交換」「電子制御」「ガスと水の流体制御」という熱に関わるコア技術を結集し、給湯95%・ふろ92%と、エコジョーズ最高水準の熱効率を確保しながら小型・軽量化を極限まで追求。業界最軽量(31.0→27.5㎏)の給湯器を開発しました。

開発本部 温水機器設計室 主事 上田 康孝
開発本部 温水機器設計室
主事 上田 康孝

エコジョーズ新・Eシリーズの開発では、従来から使用している全パーツ、約1,200点を再検証するところからスタート。小さなねじ1つにいたるまで個々の部品を徹底的につくり込み、製造時における組付け性にも配慮するなど、様々な部門の方々の意見を商品設計へ反映しました。

燃焼バーナー試験の様子
燃焼バーナー試験の様子

給湯機器において心臓部とも言える「燃焼要素部品」の開発では、バーナーを中心に個々のパーツが決まっていきます。バーナー部品1つをとると、わずか13gの軽量化ですが、この改良が「燃焼室」や「熱交換器」などへも波及し、トータルとしてメリットのある設計改良となりました。部品1つ1つの環境効果は小さくとも、商品全体では大きな環境効果(省資源効果)となります。

開発本部 燃焼技術開発室 主事 小代 卓史
開発本部 燃焼技術開発室
主事 小代 卓史

廃棄時においては、原材料の減量化や、解体を容易にする構造設計、分解困難な複合部品の点数削減など、リサイクル設計への配慮も行っています。

(※1)エコジョーズふろ給湯器24号の場合(2014年3月現在)

生産設計により、生産性向上、
トータルエネルギー消費量の削減に貢献

生産技術部 商品技術開発室 生産設計課 課長 成瀬 英克
生産技術部 商品技術開発室
生産設計課 課長 成瀬 英克

新規に設計された要素部品に対し、最適な加工方法(加工技術・品質の向上)によるモノづくりを行うため、内製化を推進しています。プレスから組立・梱包までの一貫生産体制(整流化)を基本とし「あらゆるロスがエネルギーのロスにつながる」という意識で「運搬・手待ち・在庫」などの停滞(ロス)を低減すべく日々の改善に取り組んでいます。
エコジョーズの生産では、排気熱から熱を有効的に回収する2次熱交換器の締結方法を、従来の「溶接方式」から「カシメ方式」に変更して生産性の向上につなげ、製造時におけるCO2排出量を約85%削減しました。

<リンナイの環境に配慮したモノづくりの考え方>
リンナイの環境に配慮したモノづくりの考え方

製造段階におけるCO2排出量削減事例

2次熱交換器の締結方法変更によるCO2排出量削減
改善前 改善後
改善前 改善後
締結方法 溶接方式 カシメ方式
締結エネルギー 0.029kWh 0.004kWh
CO2排出量 0.0110kg-CO2 0.0015kg-CO2

*1台当たりのCO2排出量 ▲0.0095kg-CO2

軽量化で施工性(作業効率)の向上
物流時におけるエネルギー削減

従来の給湯器に比べて重量を3.5kg低減させたことで、本体を持ち上げ壁に取り付ける際などの作業性が向上し、外壁への負担軽減にも寄与しています。また、物流時における積載効率の向上にもつながり、エネルギー消費量を約10%削減しました。

環境に配慮した商品を
いかに販売していくかが営業の使命

イメージ

営業本部 営業推進室 次長 三浦 浩一郎

営業本部 営業推進室
次長 三浦 浩一郎

「総合熱エネルギー機器メーカー」として、商品を通じ家庭から排出されるCO2排出量削減に貢献することが、当社グループの果たす使命であると考えています。
「エコジョーズ」は、今まで使わずに捨てられていた排気熱を有効利用して効率良くお湯を沸かす省エネ性の高い給湯器。住宅における省エネ基準が整備されつつある中、家庭における省エネ・環境配慮への取り組みがますます求められています。

リンナイの商品でいうと、必要な時に必要なだけお湯を沸かす装置が「給湯器」ですが、毎日の暮らしの中でお客様から見えるのは、給湯器ではなく「蛇口」です。そこで少しでもエコジョーズの良さを分かっていただくため、商品の外観だけでは分かりにくい、リンナイ商品の技術力・耐久性(長寿命)、信頼性(品質)などをお客様に適切に伝えるためのキャンペーンを企画し普及に努めています。

また、現場でないと分からない「設置施工時における課題」を商品設計にフィードバックすることなどで、より良い商品づくりのサポートも推進しています。

どうして効率よくお湯が沸かせるの?

エコジョーズ:少ないガス量で効率良くお湯を沸かす省エネ性の高給湯器
  • 80%程度だった熱効率が95%に向上!
    80%程度だった熱効率が95%に向上!
  • RUF-E2405AWシリーズ
    RUF-E2405AWシリーズ